· 

就活始めました!

やる気がない!?

『先週、免許更新してきました』・・・えっ?!

『ディラーを呼んで、試乗車乗ってきた』・・・え、えっ!

『こんにちは伸男です。○○コンピュータへ再就職の話に行ってきました。』

 面接の途中、トイレに行きたくなり、店のトイレを借りて・・・』・・・凄い!!

 

2年半前の奥様から
の問い合わせメール

『主人が2年前のGWに脳梗塞となり・・・病院を退院してからというもの、デイサービス、リハビリに通っていますが、体力が衰えるばかりで、家にいる時は横になってばかりいます。体力だけでなく、気力もおちているので、やりたいことがないといい、前向きなリハビリに向かっていきません。世話をする家族も、気力がない患者に、疲れてきていて限界を感じています。

そんな中、患者がこるくぼ~どさんの話を障害をお持ちの方から聞いたようで、かなり興味を示しています。私としては、本人のやる気を最優先に、協力してあげたいと思っています。

本格的なリハビリを始めるにはかなり遅いと思いますが、主人でも受け入れて頂けるものなのでしょうか?』

 

こるくぼ~どでの初回は車椅子の足置きに乗せた足を下ろすことも乗せることもできなかった。座位も背もたれ必要で連続で30分以上座ることも苦な為ベッドあるいは背もたれを設置しての指導が主でした。また、高次の脳機能障害の左空間無視が強く左方向からのリハビリ課題では顔が青ざめ貧血を起こす程の反応がありました。・・・そして関わりだして2年半(発症からは4年半)、脊椎圧迫骨折、大腿骨の骨折とのハプニングもありながらも、やる気がないどころか、訓練の順番やメニューも伸男さんからの提案で行う事が増え、最近は車椅子を自身で漕ぎながら一人で地下鉄などを乗り継ぎ外出をするようになって、家族共々驚いています。

 

こるくぼ~どでの訓練は、認知神経リハビリテーションをベースとした、動作や動きを脳の働きのどこで躓いているかを探る。伸男さんのケースは、手足の麻痺がどんどん改善して車椅子が必要なくなったというような夢のような話では決してありません。しかし公共のトイレを一人で可能となり、外出の予定をして、自力で車椅子で出かける。デイサービスなどでは詰まらないと、ストレスを貯め、言葉が荒くなり施設、職員とのトラブルで利用中止など、数々の問題を起こしていた過去も(小さなトラブル問題は継続しながらも自力で乗り越えだしている)ある伸男さん。特に生活コミュニケーションのスキルを促すような訓練をしていったわけでない。訓練中、自身の身体の感覚、変化、動作をするためのプランなどを考えてもらい、とにかく頭を使う独特なもの・・・・続く・・・・