こるく トピック アーカイブ*☆彡

  *2014’4現在 トピックアーカイブ総数15(No.11~15のページ)

 

★ トピックNO15 

転がる 腹這い 子ども発達に戻り、重力を感じ身体のコントロールを学び直す
部屋の角で身体の感覚探り、腹這い安定手にも、転がり全身の筋コントロール

 1/26(毎月第四日曜)今年初のNPO法人ドリーム自主トレの会ありました。

 

今回は冨田昌夫教授の指導で、いつもにこやかに、大胆な動きを、実は綿密な評価からされる先生の指導には脱帽(当然ですがね(^。^) 

先生を慕う病院の療法士さん3名、また今回は参加している患者さんと関わる理学療法士さんや鍼灸マッサージ師の見学、リハビリ地域コミュニティーの理想的な状況になってきたと、喜ばしく思っています・・・・が

しかし、残念なことにこれまで使ってきたこの鶴舞の会館が 
今年度3月をもって

耐震等の問題による閉館と(ToT)/~~~

 

 

6年目となり、また昨年から冨田先生の指導も増え、皆さんが喜んでいるのに・・・・病院退院後、「地域で暮らしリハビリに取り組む皆さんの折角のコミュニティー企画、無くなってしまうのは勿体無い、継続の方法、良い場所ないかな?

  情報求む!!
名古屋市中区.東区等、障碍の方も利用しやすく交通至便で使い易い、

地域にも開かれたコミュニティーな空間、場所はないかなm(__)m...

 


 

★ トピックNO14

 

NHKニュースで指導の様子が扱われましたヽ(・∀・)ノ

                                       2013/12/22版

右脳が損傷しただけじゃ左麻痺にならない?!
右脳が損傷しただけじゃ左麻痺にならない?!
リハビリは筋トレじゃない 重心 軸を作ろう
リハビリは筋トレじゃない 重心 軸を作ろう

 

緊張を和らげることの大切さを

伝えて頂きました(^O^)

 

 

 NHKのホームページニュース映像リンク切れ残念^_^;            取材時の様子を替わりに



 

★ トピックNO1

本当は脳の損傷ではなく不使用でなった 片麻痺 改善のコツ

片麻痺って言うけど単純に右脳が損傷しても左が 左脳が損傷しても右が麻痺にならないという、とても大切なお話しです

姿勢・知覚から見た片麻痺患者のADL
右脳は左 左脳は右の麻痺って言うけど、本当はね!
 闇雲にリハビリを行うのでなく、まず力を抜くということとても重要なことです。しかしそれを上手く出来ないのも脳卒中麻痺の特質です。そして腹式呼吸でより力が抜けやすくなるメカニズムがあり、またそれは単に力を抜くだけでなく、実は麻痺の手足を使うことにも関連する重要な働きになっています。

 腹式呼吸は力を抜くということだけでなく、体幹の深部の筋等姿勢を制御する筋が働くことが判っています。呼吸で使う横隔膜は下部で腰椎につながり、また腰椎と骨盤、下肢の動きを制御する腸陽筋ともつながっています。また、腹部は内臓を取り巻く筋肉で袋状になっていますが、この筋群が腹圧を高めたり、弛めたりすることも、姿勢に影響を与えていることは容易に想像できると思います。
よって、腹式呼吸のような体幹腹部の筋を使うという動作は、麻痺の方々の姿勢のコントロール力を上げるという作用があります。

 そしてさらに大切なのは麻痺の状態、脳卒中片麻痺というのは、右脳が損傷を受けると、左の手や足の麻痺、左脳だと右の手足が麻痺になりますが、実はこのことは脳の作用の一部であり、実際には体幹部、姿勢や物事を行う前の構えに関連する体幹の筋群は、反対の脳のコントロールではなく、同側の脳のコントロールを受けています。よって骨盤や肩甲骨などは、本来単純な、右か左の脳梗塞等の損傷では麻痺に至りません。

しかし?実際には麻痺になった右側などの体幹の部分に力が入らない方がも多く見られるがという疑問があるかと思いますが、それらの多くは、脳は使わないとその存在を消去するという作用があり、急性期の安静やその後の生活環境で、その部位を使わないでいた不使用によるもだということです。

手や足の末端は、反対側の脳の損傷により麻痺となり、そのため急激にその使用を生活で行わなくなり、それによって手に連動する肩や肩甲骨、足に連動する臀部や骨盤下部の腰椎の部位などは不使用となり、その結果による麻痺、即ち脳の損傷ではなく、環境、生活習慣による麻痺ということになるのです。

・・・・・・・・・・・・・・上のお話の根拠となる論文はこちら↓・・・・・・・・・・・・・・・・

横隔膜は力を抜き 麻痺の異常な反射の抑えます
横隔膜とリハビリ


 専門的で難しいと思いますが、

        興味のある方は拝読を
https://neurology-jp.org/Journal/public_pdf/049060325.pdf

 

 



 

 

★ トピックNO1

 ◆ リハビリ特化型デイへ訪問 実技ありライブ講演 

                  初めての感覚リハで歩行改善1


当事者及び家族様、デイサービス、介護施設、ケアマネージヤー様、訪問のマッサージ師や柔整師の皆様、

 地域で暮らす自主トレの手助けを求める方々へ、私の経験とスキルを御紹介させて戴いています。脳梗塞や脳出血の麻痺は障害を受けたのは筋肉じゃない「脳」です。だからリハビリは筋トレじない、間違ったパワー主体のリハビリは手を固め、足を突っ張らせてしまう事が少なくありません。

 

デイサービス等、介護保険でのリハビリの受け皿が出来ていますが、正しいリハビリの方法が行われれいるのでしょうか? 「リハビリは筋トレではない」 と専門では当たり前の概念ですら、実際の病院等での指導でも上手く患者様に伝わりきれていないようで、その為に退院後手を固め 足のツッパリを強めている方も少なくないようです。

 

 まして介護看護職一般の方が、体育スポーツの経験から、麻痺は筋を鍛えなければと間違うことは仕方ない事でしょう。

 

 また筋トレが成果があったという報告もあります。しかしそれは動かすことで意識を向けた成果で、異常緊張の少ない方には否定はしません。しかし脳卒中で起こされた麻痺は、刺激に過敏で異常反射や興奮が強く出ている場合が多く、無闇な筋力強化、力む運動は逆効果、それが手を握り固まらせる、足を突っ張らせ躓きやすくする一因を作ります。

 

 リハビリには高価な機器や設備が必要と思われていますが様々な状態に合わせ微調整ができるのは貴方のその手と工夫する知恵です。

 スキンシップと温かみのある人の手による指導は、単にリハビリだけに偏ったものにもならないと思っています。   。・゜*☆彡

 

 手の緊張が、靴の調整だけでも変化。麻痺があると麻痺の無い 健康な足にも影響を受けています。装具を付けている側と同じ靴の高さのまま 調整がされていないままで良いわけがない!靴の高さを中敷きで調整しただけで、手の緊張が抜け下がりました。

 

 


 

★ トピックNO11

発症180日過ぎたら改善しない?転倒の危険あったWさん3ヶ月後には単独電車に乗って名古屋まで

社会復帰?!釣り復帰
麻痺からの復帰 発症180日からが勝負

2012年7月右脳に梗塞発症 発症6ヶ月が過ぎリハビリの為にと入所した施設では半年たったのでもう麻痺側は改善しない、後は日常の生活訓練をしましょうということだったと・・・・・これではマズイと感じWebで当方を見つけ神戸からリハジムに2013年7月に来られる。
 麻痺側への下肢の過重充分でなく、バランスも崩し易く、単独での戸外の歩行などでは転倒のリスクも高かった。
 当初から、会社復帰・・・本音は釣りへの復帰・・・を目標とされていたが、ある程度の歩行は出来ても、実用的には車椅子の使用が必要と私は感じていた。
しかし、彼は大きく期待を裏切った・・・その後3ヶ月も経たぬうちに、奥様と通われていた神戸(姫路寄りで遠いらしい)から名古屋まで、単独で鉄道を使い通えるようになり、昨年末より会社に復帰(釣りはとうに復帰して、船に揺られリハビリしていた)、まだまだ歩行は完全ではないが、車椅子を使うことなく業務をこなしています。

 先に投稿した「腹式呼吸とリハビリ」で述べたように、体幹部の不使用、経験不足によるバランス能力の低下であり、発症半年てリハビリを終わっていたら、彼は今頃一生車椅子生活になっていたかも、、、会社や釣りの復帰はできていなかったかもしれない。・・・・・?いや、彼なら何が何でも釣りには行ってるか(笑)