★トピックNo18
脳血管障害の歩行指導では、足を上げる(つま先、大腿、骨盤)指導はすべきではありません。これは異常反射、骨盤が過剰に上がる、下肢の内反、尖足、足指の握りこみなどが強くでてしまうからです。
受動歩行ロボット機構、今注目の受動歩行機構『無重力歩行支援機』『ACSIVE』の開発者の名古屋工業大学 佐野明人教授も、その研究の中でこの機構をつかったロボットは動力もなく、足を持ち上げようとするような機構は使っていないのに動く床の上を1日以上歩く(ギネス記録では13時間)ロボットは大腿と下腿部の2本の棒が二重の振り子状態で、床から持ち上げると足部はぶら下がります。というように、人の歩行とそっくりな二足歩行のロボットでもそれは同じ様で、動力はいらず、わずかな位置エネルギー変化で歩行が出来る事を証明しています。
佐野明人教授も以前は二足歩行ロボットの研究では、どうやって足を持ち上げるか、プログラムを書いたりモーターを替えて考えていたそうです。『ちょっと足がつまずくと、足の高さを上げてみたり』『何かロボットを動かしてやろうという、上手く動かないともっとこんなふうに動かそうと、そのイメージが強かった』
と言われています。
リハビリでの歩行でも全く同じで、頑張って足を上げよう『動かない足だからとにかく動くように頑張る』『つまずくから上げる』そういう動きや筋トレを行うのは一見理にかなっているようですが、骨盤が過剰に持ち上がり、下肢は内反、尖足、足指の握りこみなどが強くなり、歩けても正常歩行とは程遠く、歩行能力も頭打ち、腰痛や膝の変形、二次障害、その歩きでは上肢に強い緊張を生み手指も握り込んでしまいます。
佐野明人教授らのマクギアの受動歩行ロボットは、動力も筋のような収縮機構もなく、床から足を離せば、足はぶら下がった状態。その歩行の様子は、人が歩いている時と殆ど同じ動きです。(ビデオ参照)
りはじむでは、今年3月からイタリアの認知神経リハビリテーション病院で行われている歩行指導の方法を松田先生に教えて頂きましたが、その方法が、実に佐野教授らの受動歩行機構『無重力歩行支援機』の概念を、具体的なリハビリへの方法へ落とし込んだものと思えるほど類似しています。
その歩行方法では、足も腰も全く上げません。右足を出す場合、積み木を積み上げて置くように、左踵の上に地面から垂直に膝、股関節、下腿と大腿、股関節(骨盤)を乗せる。重心が左に傾いた分を頭部を右に移し(あるいは残し)バランスを取る。踵から骨盤まで骨を積んだ状態で、筋活動で支えるというような力も出さず、支持している左もリラックスしている。右足は、安定して左片足立ち様により、骨盤は右を上げるどころか下げるようにする。股関節から下の大腿もぶら下がり、膝も軽く曲がり下腿は足指先が床に軽く着き、踵が浮きながらぶら下がっている。(佐野教授が言う、二重の振り子状態と同じよう)
その状態で、ほんの僅か膝を折りたたみ、床からつま先を浮かし、大腿と下腿を振り子のように前に出し(指導では膝から下で歩くように)踵から床に着地する。
文字では解りにくいですので、近日歩行指導の様子を動画でアップします。
麻痺のぶん回し歩行などは麻痺の病理から出ている歩行というよりも、その後の使い方で、なってしまった悪癖による形態異常の割合が高いと私は思っています。『無重力歩行支援機』『ACSIVE』製品化されたようですので、異常歩行を身に付ける前に有効に使うと良いのではないかと思います。ただし人は前方に歩くだけでなく、方向転換をしたり立ち止まったり、歩きながら上肢を使うなどを考えると、この補助機構が、歩行の能力の一部を補助であり、やはり人は考え、思考してどう歩き動くかの自力の能力を高めることが、麻痺改善の過程には必要だと更に思いました。
★ トピックNO17 本当にストレッチもせずに、運動らしい事もせず手が緩むのか?
脳に回路を作って緩むってホント?どういうことか?
http://youtu.be/_9WgteF54qg
百聞は一見にしかず
明日の思考動作訓練会企画!!まだ間に合います。参照
内容は、待望のストレッチや筋トレをせずに、麻痺の手が緩むという事を実際に指導をした方(紹介の動画登場)を交え、企画参加した当事者様にも可能であれば体験を交えた、思考動作訓練の紹介を松田氏とゆかいな仲間(リハジムこるくぼ~どプロデュース)で行います。
※集まった方々の人数により全ての方の体験は出来ぬ事ありますが、後日のお約束や相談で対応
リハビリ勉強会(思考動作訓練法)
<自分で思うように身体を動かす>
今回の勉強会では、ストレッチやマッサージをせずに、硬くなった筋肉や関節が柔らかくなる方法を目の当たりにすることでしょう。
これは訓練としては始めの一歩に過ぎませんが、自分で緩める方法、思い通りに動かすきっかけになると思います。
日時 10月18日(土) 13時~16時半
場所 cafe&galleryドリーム伏見
住所 名古屋市中区錦2丁目13番24号先地下1階31番14号
参加費 麻痺等をお持ちの当事者、家族、付き添い様 300円 施術者等職域 500円
※初めての方は行き方を事前に必ず確認してください。写真にアップしてありますが、それでもわからない方は、「cafe&galleryドリーム伏見」TEL052-231-0350までご連絡下さい。
毎月の第3日曜日のドリームさんの自主トレ会はお休みになります・ — 場所: 名古屋市中区錦2丁目13番24号先地下1階31番14号
★ トピックNO16
★ 注目のリハビリ゜*☆彡 思考動作訓練法の松田耕宗氏
8月3日いよいよ松田先生が来日!!※松田耕宗氏直接指導企画
耕宗先生は認知神経リハビリテーションの発祥の地 イタリア サントルソの ヴィラミアリ認知神経リハビリテーションセンターで日本人で最も長く研修を受け、イタリアで実際の臨床を積み上げ多くの麻痺の方々の機能改善に成果をあげ活躍しています。
今回の来日期間10月末まで毎週1~2回定期指導を大阪と名古屋で開催します。それぞれ5名様の受け入れを計画しています。
指導希望の方は
こちらをクリック⇒ 松田先生の思考動作訓練受付
高次の脳機能障害により左側の空間無視や左側の身体に注意を持続的に向けることが苦手となり、立ち上がりや歩行が不安定だった一平さん。リハジムに来た当初、椅子とは違う方向にお尻を向けて座ろうとしたり、立ち上がりも歩行も急にふらつき倒れかかる。注意がと切れ若干のパニックが度々だった。リハジムに通う前、奥様も介助が相当大変だったようです。
最近書いて頂いたアンケートでは、現在は装具がなくても、立ち座りの安定、歩行もスムーズになってきているとのこと。まだお一人で歩くという状況ではありませんが、初発が4年前、2年前に2回目のクモ膜下出血による状況の中、一歩一歩改善へ向けてこるくぼ~どでリハビリを続けています。
写真や絵を分割して組み合わせるパズル課題を最近リハジムこるくぼ~どではよく行っています。この課題では特に身体を使い動かす訓練ではありませんが、その後身体の動きがスムーズに、左空間や身体の左側への認識も高まるようです。特に反応する方は、身体を動かす時の課題よりも頭が、脳がつかれると言われます。
一平さんのお仕事はスタジオ:PairFreeでプロのカメラマンを。障害を患ってからは、お友達等を除きお仕事はセーブされていた。ならば、モチーベーションアップに復帰をしたらと提案・・・すると・・・・フェンダーを覘き眼光鋭く、写真を撮るときの一平さんは高次の脳機能のスイッチがバチッと入るよう。表情も全てがプロモードに。最近は、お仕事としてシャッターを切る機会も増えていると報告がありました。嬉しい事です!!
PairFreeで素敵なスナップ写真を一平さんに撮って貰いたい方はコチラから
リハジムの訓練より、お仕事に励むことが最高のリハビリなのかもしれませんね(^^♪
・こるくぼ~どに来られる前、悩まれていたこと
歩行
・こるくぼ~どでの指導を受けて良かったこと、改善した事を教えてください
装具がなくても、立ち座りが安定した。歩行がスムーズになった。
・こるくぼ~どの指導や施術、他と比べての違いを教えてください
ひと言ひと言ていねいに、話をしてもらえて動くコツを上手に伝えてもらえるし、とても楽しそう
・同じような状態や症状で悩んでいる方に何か一言お願いいたします
案ずるより 生むが易し by 一平
ご相談、ご質問等があれば些細なことでも、まずはお気軽にご連絡ください。
発症時期や症状など具体的に説明していただくと有難いです。ご回答までお時間をいただく事もございますので、予めご了承ください。
※このページで紹介の症候は個別に違っています。同じようにすべての方に適応することや効果を保証するものではありません。
脳梗塞・脳出血の回復、手足のリハビリ 個別の徹底指導
リハジムこるくぼ~ど
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愛知県 名古屋市 千種区茶屋坂通2-68-1
TEL : 052-723-1115
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