麻痺障害に於いて手や足の麻痺へのリハビリには皆熱心ですが、手や足の麻痺よりも日常生活において、もっと困ることに対してのリハビリやそれをカバーする方法がされていない事があります。
それは、コミュニケーションの障害です。
コミュニケーションと言えばまず思い浮かぶのが言語ですが、言語療法と言うと、とにかく声を出す、発語することと思っている方も少なくありませんが、言語とはコミュニケーションの戦略方法であり、発語はその手段の一つです。発語それもとても重要ではありますが、人は人に意志を伝えられない、また相手の意思が判らない状態での生活はストレスに満ちてとても大変です。
本日初めて指導に来ましたSさんにとって、また家族にとっても、そのことは手や足の麻痺と同じように重要なことではなかったかと思いました。
そして、このコミュニケーションをスムーズにする為の方法やリハビリは、脳卒中等の中途障害のリハビリの分野では充分に広まっていないように以前から思っていました。実は私には自閉症の娘を持つ父でもありますが、ことコミュニケーションの障害を持った方々への方法、スキルは自閉症をはじめとした知的障害の方々との関りの分野での方が、進んでいると思われます。知的障害?子どもの方法?と、思う方もいるかと思いますが、コミュニケーション障害という括りでみると充分に使え優れている方法です。そして、子どもの研究では、単に発語トレーニングをしたグループよりも、絵カード等を使い、コミュニケーションを取れる方法を進めたグループの方が後年言葉の発達、コミュニケーション能力が高くなっていたという結果も出ています。それらの情報とすぐに使えるようにグッズ等の提示させて頂きました。
家族の実践情報
http://homepage2.nifty.com/tubomi-aichi-autism/papa/index.html
http://homepage2.nifty.com/tubomi-aichi-autism/papa/index.html
http://jokensup2.blog.fc2.com/blog-category-4.html
http://blog.livedoor.jp/sata22/archives/cat_1112773.html?p=6
カード作りアプリ
http://soramame-shiki.seesaa.net/article/22888648.html
高次の脳機能障害により左側の空間無視や左側の身体に注意を持続的に向けることが苦手となり、立ち上がりや歩行が不安定だった一平さん。リハジムに来た当初、椅子とは違う方向にお尻を向けて座ろうとしたり、立ち上がりも歩行も急にふらつき倒れかかる。注意がと切れ若干のパニックが度々だった。リハジムに通う前、奥様も介助が相当大変だったようです。
最近書いて頂いたアンケートでは、現在は装具がなくても、立ち座りの安定、歩行もスムーズになってきているとのこと。まだお一人で歩くという状況ではありませんが、初発が4年前、2年前に2回目のクモ膜下出血による状況の中、一歩一歩改善へ向けてこるくぼ~どでリハビリを続けています。
写真や絵を分割して組み合わせるパズル課題を最近リハジムこるくぼ~どではよく行っています。この課題では特に身体を使い動かす訓練ではありませんが、その後身体の動きがスムーズに、左空間や身体の左側への認識も高まるようです。特に反応する方は、身体を動かす時の課題よりも頭が、脳がつかれると言われます。
一平さんのお仕事はスタジオ:PairFreeでプロのカメラマンを。障害を患ってからは、お友達等を除きお仕事はセーブされていた。ならば、モチーベーションアップに復帰をしたらと提案・・・すると・・・・フェンダーを覘き眼光鋭く、写真を撮るときの一平さんは高次の脳機能のスイッチがバチッと入るよう。表情も全てがプロモードに。最近は、お仕事としてシャッターを切る機会も増えていると報告がありました。嬉しい事です!!
PairFreeで素敵なスナップ写真を一平さんに撮って貰いたい方はコチラから
リハジムの訓練より、お仕事に励むことが最高のリハビリなのかもしれませんね(^^♪
・こるくぼ~どに来られる前、悩まれていたこと
歩行
・こるくぼ~どでの指導を受けて良かったこと、改善した事を教えてください
装具がなくても、立ち座りが安定した。歩行がスムーズになった。
・こるくぼ~どの指導や施術、他と比べての違いを教えてください
ひと言ひと言ていねいに、話をしてもらえて動くコツを上手に伝えてもらえるし、とても楽しそう
・同じような状態や症状で悩んでいる方に何か一言お願いいたします
案ずるより 生むが易し by 一平
ご相談、ご質問等があれば些細なことでも、まずはお気軽にご連絡ください。
発症時期や症状など具体的に説明していただくと有難いです。ご回答までお時間をいただく事もございますので、予めご了承ください。
※このページで紹介の症候は個別に違っています。同じようにすべての方に適応することや効果を保証するものではありません。
脳梗塞・脳出血の回復、手足のリハビリ 個別の徹底指導
リハジムこるくぼ~ど
〒464-0093
愛知県 名古屋市 千種区茶屋坂通2-68-1
TEL : 052-723-1115
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