2か月ほど前、仕事を終えホームページ等の整理をしていると電話が鳴った。
「先生、お久しぶりです。1年半前に脳梗塞で麻痺になり入院中に電話で相談した細川です。入院中、リハビリを行っても上手く動かず心配で、ネットで見つけ先生に電話、その時の指導が今振り返っても良かったので、また電話をしました・・・・」
声に聞き覚え、入院中の病院からの電話、数十分話を聞き助言した。
「・・・まず、健常な手側で行ってみましょうか・・・電話を耳に当て話す時って手はどうなってる?手先は電話と共に耳元にあるだろうけど、そこに電話を運ぶためには?必ず手先だけじゃない部分が必要だけど、他の部位はどうなっている・・・それを麻痺側でも行えるようになりたいのがリハビリですよね。
今あなたは麻痺して手は動かないというが、その時手先だけを動かそうとしていないだろうか?麻痺前ならば手先だけの命令で脳が自動化して勝手に手先以外の部位(関節)を動かした。でも今はその自動化部分の脳細胞が壊れた。だから一度その自動化してたものを分解し、一つ一つの部位の動きから確認、再学習してゆくことが必要になっている。それが麻痺のリハビリなんです・・云々・・・。他、体の曲がりが気になる、まっすぐでなくなっているがどうすれば等に答えた覚えが・・・
姿も見えていない電話で、自分の麻痺,身体の状態を説明された、そしてレクチャーしてくれたことに驚き、電話中に少し動きが変わったとか(実際見ていないのでわからないし、昭和じゃあるまいし電話は携帯、スピーカーかイアフォンだったかも)「退院後はぜひに」と言っていた方。でも、リハビリ入院期限、発病半年を過ぎても音沙汰はなかった。
なのに今なぜ 続きは webで脳梗塞(出血)のリハビリ⁈ その3へ
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