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数年来のお付き合い

麻痺に負けず復職 活躍の後藤氏

自宅でリハビリ 家庭で作れるリハビリ器具 
後藤さんの体験の様子他、ホームセンターの材料で作ったシーソーでの思考動作訓練の色々

 気づけばもう師走、1年は速いですね。ブログの更新もなかなか(;'∀')

 

11月に訪問頂いた後藤さん、是非皆さんに紹介しなければならない方です。民間のシンクタンクにお勤めで、慶応義塾大学SFCの研究員として、脳卒中起因障害者の両立支援の活動をされています。そして下記のレポート等を書かれて、行政、医療、地域のリハビリ機関、そして障がい当事者の方々を結ぶ活動を積極的にされています。

そして最もお伝えしたいのは後藤さん自身が脳卒中、左片麻痺の当事者であるということ。自身が麻痺となり、様々な先端のリハビリを体験される中、数年前に一度こるくぼ~どに来訪され一緒に講演会を行った御縁、その後東京で一度お会いして以来の再会でした。

 後藤さんは、当事者としての境遇を生かし上記の研究機関での活動及び復職を果たし、自分のためだけでなく、社会全体から障がい者の方々を支援するシステムを作るために日々奮闘されています。今回は、松田氏の思考動作訓練、認知神経リハビリテーションを体験するために足を運ばれました。最先端の機器や器具をつかったものとは違う、こるくぼ~どの手作り道具。後藤さんの脳と松田先生の脳が語り合う独特のリハビリに何を感じていただいただろう。手作りのシーソーを使ったリハビリの方法(←クリック後藤さんの動画)に大変興味を持たれたようです。

 後藤さんの助言から、脳卒中 麻痺後遺症の方々が自宅でも使えるようなシーソーの器具を、知人の大工に頼み試作中です。社会へ向けたノウハウの発信もリハビリの仕事なのかもと考えるきっかけを頂きました。