· 

麻痺足 緊張やぶん回し歩行改善の為の 意識と無意識の扱い方 その1

「麻痺足普通に歩くには、意識すると良いの?それとも無意識を使うの?」

内反尖足、ぶん回し歩行、naihan、ぶんまわし、ないはんせんそく、bunmawashi
筋力ないキン肉マン人形(^^♪は片足で立てる なぜ⁈ 
 麻痺のリハビリに於いて、無意識で行っている歩行や動作を意識化させるのって良いの?無意識だったものを意識化すると不自然になるじゃない。確かに・・・しかし麻痺を患った方は無意識では異常な動きに既になっているのが今の状態。気付けてない事も多い。それでひたすら歩けば、どんどん異常が増し2次障、腰痛や膝他関節の変形、内反尖足、ぶん回し歩行等を癖にしてしまう。

では無意識に以前のように歩くには?
 異常な反射や緊張を抑えることを身に付け、反射や緊張に振り回されず思った動きを意識的でゆっくりで良いので行えるようになること。修正しそれを繰り返す。コントロールしている動きを繰り返す事で無意識の扉が開く。無意識化は最終目的で、手段は無意識の必要はない。(簡単に言っているが難しい、細部に気づくこと、注意の持続、実感の得られ難さ、理屈が判っても結果が出るまでの時間


また無意識はそれでも働いている!
 徹底的に体への認知、意識を向ける方向で訓練を、体の中心や重心が判らない方は、体の真ん中には何があるのか、右に傾いた、左に傾いた時ではそれらがどうなっている、どんな関係になっているか、どこがどう違うか?体の各部位、関節がどうなりどう感じたか、感じないか、位置関係、方向、重量感、質感。外部の物体との距離、物体との位置関係・・・何を意識したのか、しないのか、イメージ、言語他メンタルまでと・・・意識化を徹底的にして、自身を知ることが必要・・・そしてそれはどんなに意識し尽くしても、すべてが意識し尽くされることはない。
内反尖足、ぶん回し歩行回復、naihan、ぶんまわし、ないはんせんそく、bunmawashi,名古屋
初回自宅発病1年時の歩行、その後1又は2ヶ月に1度 当方ルームに通われた数回目の指導、装具が取れ歩行改善例
ということは?
徹底的に意識すれば、その分多く強く無意識へも働き、意識をすればするほど無意識も働く。 無意識にできるようになる為には徹底的に意識化するということです。

麻痺克服はプロのアスリートになることに近い?
 錦織選手、イチローさんら一流のプロスポーツ選手はフォームのチェックに余念がない。徹底的にビデオを繰り返し見たり、自身だけでなく、トレーナ、コーチ他者からのチェック、感覚を磨くことを日々トレーニングに取り入れていることは確認するまでもないこと。そして試合ではその成果をして、無意識にボールに向かえるようになっていますよね。

続きは・・・麻痺足 緊張やぶん回し歩行改善の為の 意識と無意識の扱い方 その2

歩行比較写真クリックで改善例動画:尚、改善には個人差がありますので発病時の状態や症状で違いがあります。詳しくはお尋ねください。

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    井川 博行 (金曜日, 25 12月 2020 17:15)

    私は立てない車イス生活から、大復活しました。あとは手です。きっかけが欲しいです。きっかけがあれば、行けると思う。